日立金属と日立電線が7月1日に合併へ

2013年2月13日 16:59

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 日立金属と日立電線は13日、本日開催のそれぞれの取締役会において、両社が対等の精神に基づき合併を行うことを決議し、本日両社の間で合併契約を締結したと発表した。同合併の効力発生日は2013年7月1日を予定している。

 同合併は対等の精神に基づき実施されるが、手続上、日立金属を吸収合併存続会社、日立電線を吸収合併消滅会社とする吸収合併の方式により同合併を行う。株式の割当比率は、日立電線の普通株式1株に対して、日立金属の普通株式0.17株を割当て交付する。なお、日立電線の株式は東京証券取引所および大阪証券取引所において、2013年6月26日付で上場廃止となる予定。

 合併により創出される定量的な効果として、短・中期では2015年度を目処に営業利益で120億円を見込んでいる。また、長期では2018年度を目処として営業利益で200億円の効果創出を見込んでいる。

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