神戸製鋼、中国におけるアルミ板材合弁事業で基本合意を解消

2012年12月26日 13:11

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 神戸製鋼所及び中国アルミ圧延大手のJiangsu ALCHA Aluminium Co.,Ltd(ALCHA社)は、昨年12月に、神戸製鋼80%、ALCHA社20%出資による年産能力20万トン、設備投資額約400億円のアルミ板材の製造販売会社を中国・内モンゴル自治区包頭市に設立するための基本合意を締結したが、その後事業化のための詳細検討を進める過程で両社の考え方に相違が生じ、合意に至らなかったと25日発表した。従って、両社は今年12月30日をもって基本合意を解消することとした。

 中国のアルミ板材市場は、神戸製鋼が得意とする自動車向け需要およびアルミ缶向け需要を中心に一層拡大すると見込まれている。神戸製鋼はこれらを中心としたアルミ板材の中国での供給拠点確立について継続して検討を実施していく方針。

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