イオンモール、自由が丘の新商業施設を「デュアオーネ」に 今秋オープンへ

2023年7月4日 07:27

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自由が丘デュアオーネの開業イメージ(イオンモール発表資料より)

自由が丘デュアオーネの開業イメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]

  • 店内のイメージ。
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 イオンモールは、東京都目黒区のピーコックストア自由が丘店跡地で整備している新商業施設の名称を、「JIYUGAOKA de aone(自由が丘デュアオーネ)」(目黒区自由が丘)と決めた。スーパーや生活雑貨、食物販専門店など個性豊かな27の店舗が登場し、2023年秋にオープンする。

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 建設場所は、東急自由が丘駅から西へ約160メートルの目黒区最大の商業エリア内。名称は新たな発見や出会いを求めて街歩きする人たちがふとたどり着き、自然に落ち着ける場所をイメージしたとしている。

 施設は鉄骨地下2階、地上4階建て延べ約9,500平方メートルで、総賃貸面積が約4,900平方メートル。出店する店舗名は公表されていないが、27の専門店が出店を予定している。業種はスーパー、生活雑貨、インテリア、ファッション、食物販専門店などになる。約1,000平方メートルの広さを持つテラスを設置し、マルシェやワークショップなど地域のイベント会場として利用する。

 建設場所はタレントの黒柳徹子さんが1981年に発表し、大ベストセラーになった自伝「窓ぎわのトットちゃん」の舞台となったトモエ学園小学校跡地。1968年に高級スーパー大丸ピーコックの自由が丘店として開店。ピーコックストア自由が丘店への名称変更や、J.フロントリテイリングからイオングループへの運営母体移管などを経て半世紀以上営業してきたが、建て替えのために2021年、閉店していた。

 ピーコックストア自由が丘店には、同窓生らの手で「自由ケ丘学園小学校・トモエ学園小学校記念碑」が設置されていたが、自由が丘デュアオーネの開業後、施設内に再設置される。自由ケ丘学園小学校はトモエ学園小学校の前身に当たる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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