米コルト、民生向け自動小銃「AR15」の製造を中止

2019年9月24日 18:04

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 米老舗銃器メーカーのコルトが、AR-15(M16)自動小銃の生産を中止すると発表した(CNN)。

 近年では報道の影響で乱射事件に使われる武器が格安拳銃からライフルに変化したという指摘もあり、特にカスタムパーツで規制をくぐり抜けるAR15に対して高まる銃規制の声を受けたと読み取ることもできるが、PC/AT互換機並みに競争環境が悪化したAR15業界において、企業体質の古いコルト純正品には価格に見合う性能や価値がもはやないというのが現実ではないだろうか。

AR15は50年代後半にフェアチャイルド傘下のアーマライトで設計された自動小銃で、アルミニウムを多用し溶接やリベット留めを廃した革新的な設計を持つ。米軍ではM16ライフルやM4カービンと呼ばれ、日本でもゴルゴ13の狙撃銃として知られる。

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