豊田通商と中部電、EVのバッテリを電力網に接続して給電する実験実施へ

2018年11月12日 22:27

印刷

記事提供元:スラド

 豊田通商と中部電力が、電気自動車のバッテリを電力系統に接続し、電気自動車から電力を電力系統に給電する実験を行う(プレスリリース)。

 昨今では太陽光発電や風力発電などによる発電量が増加しているが、こういった発電施設から供給される電力量は状況によって大きく変動することが問題となっている。電力供給の不足時に電気自動車のバッテリから給電し、逆に需要が少ない場合はバッテリの充電を行うことで、急な需給変動に対し柔軟に対応できる可能性があるという。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 電力

 関連ストーリー:
九州電力、太陽光だけでなく風力発電も対象に出力抑制を実施 2018年11月06日
太陽光発電が普及しつつあるハワイで発生している電力問題 2015年04月22日
ノートPCの廃棄バッテリを使って電力を供給するアイデア、インドで実現へ向けた実験も行われる 2014年12月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事