楽天、「まちでんき」でトラブル時に無償の駆けつけサービス―東電PGと提携

2016年10月3日 14:15

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楽天は、低圧電力供給サービス「まちでんき」でトラブル発生時に東京電力PG担当者が現場に駆け付けつける無償のアフターサービスを提供開始した。写真は、「まちでんき」のWebサイト。

楽天は、低圧電力供給サービス「まちでんき」でトラブル発生時に東京電力PG担当者が現場に駆け付けつける無償のアフターサービスを提供開始した。写真は、「まちでんき」のWebサイト。[写真拡大]

 楽天は3日、低圧電力供給サービス「まちでんき」の送配電分野(電気需要家の宅内)のアフターサービスに関して東京電力パワーグリッド(東京電力PG)と業務提携したと発表した。宅内でのトラブル発生時に東京電力PG担当者が現場に駆け付け、無償でアフターサービスを行うという。

 今回のアフターサービスはサービス名称が「まちでんきの駆けつけサービス」で、10月1日から関東エリアで提供を開始した。通常は、需要家の宅内で発生したトラブルは電気工事店などが1万円程度で有償対応を行うが、指定の電気料金メニュー(「スタンダードプラン60A」、「プレミアムプラン」のいずれか)を契約した需要家に原則無償でアフターサービスを提供する(一部エリアを除く)。

 対象となるトラブルは、分電盤や電線、コンセントといった設備に起因する停電など電気に関するもの。トラブルが発生した際、24時間/365日体制の問合せ窓口に連絡することで、東京電力PGの担当者が現場に迅速に駆けつけるという。

 東京電力PGは、今回のアフターサービスと同様のサービスを提供しており、料金は平日日中対応の場合9,000円、土日祝日・夜間(17:00~翌8:40)対応の場合は1万3,000円。

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