三菱電機、可搬質量70kgまで対応の各種産業用ロボットを発売

2015年7月14日 16:03

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可搬質量50kgの大型産業用ロボット「RV-50F」(三菱電機の発表資料より)

可搬質量50kgの大型産業用ロボット「RV-50F」(三菱電機の発表資料より)[写真拡大]

 三菱電機は14日、産業用ロボット「MELFA-Fシリーズ」の新製品として、可搬質量35kgから70kgまで対応する大型産業用ロボット「RV-35/50/70F(M)」12機種を15日に発売すると発表した。

 新製品は、手首構造を変更し、従来以上の大容量減速機を使用したことにより、従来機比約4.2倍の高速化と、約35倍の許容イナーシャ(J6軸) により、ロボットが把持するハンドの大型化が可能である。

 また、iQ Platform対応により、同社シーケンサとの各種連携機能が使用でき、シーケンサの高速通信を活用したI/O処理時間の短縮や、表示器を活用した操作・保守作業の効率化など、TCO(Total Cost of Ownership)削減に貢献する。

 価格はオープン、販売目標は年間合計500台。

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