レンゴー、ハワイに段ボール新工場を建設

　レンゴーは8日、同社の100％子会社で米ハワイ州にて段ボールケース等包装資材の販売事業を行うRengo Packaging, Inc.が、ハワイで段ボール新工場の建設に着手したと発表した。新工場はホノルル西部に位置するマラコレ工業団地内に建設し、2014年半ばの開業を予定している。

　現在ハワイ州には段ボールの生産工場はなく、全量が米国西海岸から海路輸送されている。最新鋭設備を備えた新工場の完成後は、受注から納品までのリードタイムが大幅に短縮されることになる。これにより、より顧客のニーズに沿ったサービスの提供と品質の大幅な改善を図るとともに、TPPの締結により期待される環太平洋地域での物流量の増大にも対応していく。

　ハワイ州における段ボールや包装資材のリーディングサプライヤーであるRengo Packaging, Inc.は、同新工場の建設により、顧客サービスの一層の充実もちろんのこと、地元経済の活性化や雇用の増大にも貢献するとともに、レンゴーグループとして、同地ならびに米国本土市場も見据えた事業基盤のさらなる強化を図っていく。