日清食品HD 節電のため週1回は必ず「一日5時間勤務」

2011年5月23日 11:18

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 日清食品ホールディングスは20日、東日本大震災に伴う節電対策として、今夏(7月1日~9月30日)の期間中、月曜から金曜の所定労働日のうち、週に1回は必ず「8:00~13:00」または「13:00~18:00」の一日5時間の勤務シフトを選択する「サマー半ドン制」を導入すると発表した。また、あわせて「夏期休日の分散取得」制度も導入し、政府が示した節電目標である「15%の電気使用量の削減」に取り組む。

 対象者は、東京電力及び東北電力管内の事業所に勤務する日清食品ホールディングス、日清食品、日清食品チルド、日清食品冷凍、日清食品ビジネスサポートの全従業員 (日清食品関東工場の勤務者は除く)。

 また、その他の節電対策として、生産部門では、休日や夜間に生産をシフト、東京電力管外の工場に生産をシフト、生産計画の前倒し、自家発電機の導入などを実施する。一方、オフィス内では、事務所内の温度を29度に維持したり、事務所内の照明を30%間引きするなど、あらゆる方法で節電に努めていく方針。

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