ノーリツ、水素を燃料にする家庭用給湯器を発表

2023年12月15日 16:53

印刷

記事提供元:スラド

 ノーリツは14日、水素を燃料として使用し、CO2の排出をゼロにした家庭用給湯器のプロトタイプを発表した。この給湯器は、通常の給湯器と同等の性能を持ちつつ、燃焼時にCO2を出さない設計を採用。2025年以降の実用化を目指しているという(ノーリツリリースITmedia)。

プロトタイプは屋外標準設置型で、水温より25℃高いお湯を1分間に24L出せる24号タイプ。水素を扱う上で課題になっていた異常燃焼を防ぐ構造を採用し、万が一異常燃焼が発生しても安全に停止するように設計されているとのこと。さらにガスから水素への切り替えが部品交換とソフトウェア変更で可能となっており、水素インフラの拡充が進む欧州やオーストラリアへも展開も見据えた設計になっているという。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | ニュース

 関連ストーリー:
経産省、LPガス料金に関係ない設備費用の上乗せ禁止の方針示す 2023年07月26日
三菱電機の幅広い家電製品に脆弱性 2022年10月02日
リンナイ、水素100%で稼働する家庭用給湯器を開発 2022年06月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事