札幌市、五輪30年招致を断念 34年以降に方針転換

2023年10月11日 08:29

印刷

記事提供元:スラド

札幌市は5日、同市が目指していた2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を断念し、招致時期を34年以降に転換する方針を固めた。東京大会での汚職・談合スキャンダルにより市民の支持を得るのが難しいと判断された結果とされる(北海道新聞朝日新聞読売新聞日経新聞東京新聞)。

札幌市長の秋元克広氏は11日に日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長との会談をおこなった上でこの意向を伝える予定。12日からはインドのムンバイで国際オリンピック委員会(IOC)の理事会が予定されており、その中で30年大会の候補地が絞り込まれる見通し。札幌市は将来の五輪招致に向けて努力を続けるとしている。30年大会の招致に関しては、スウェーデンなどが候補に挙がっている。

 スラドのコメントを読む | スポーツ

 関連ストーリー:
IOCが2030年冬季五輪開催地の決定を当面先送り、気候変動への対策を優先 2022年12月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事