京都市、バス1日券を2024年3月末で廃止

2023年4月5日 10:52

印刷

記事提供元:スラド

京都市は来年3月末でバスが1日乗り放題となる乗車券を廃止するという。市バスは観光客の利用が多く、コロナ禍以前前は清水寺や金閣寺(北区)などの近くを通るバスに観光客が大勢乗り込み、通勤・通学の市民が乗車できない事態も発生していた。市民から「停留所が行列」「満員で乗れない」といった不満が出ていたという(zakzak)。

市はこうした混雑の一因が1日券にあるとみて、今年9月末に販売を終了し、使用は来年3月末までとすることを決めたという。市はこれから観光客数が回復することを想定し、より輸送能力のある市営地下鉄に観光客を誘導する方針。同時に地下鉄とバスを組み合わせ、早く快適に行けるルートを多言語で発信するとしている。 

スラドのコメントを読む | ビジネス | 交通

 関連ストーリー:
TOKYOデザインマンホールデジタルラリー、より安全で快適な利用のためにIE11も推奨 2022年10月21日
政府、COVID-19第7波入りで対策。東京都は27日には約5万3482人に増える予測も 2022年07月15日
葛飾区がJR貨物線(新金貨物線)の旅客化事業検討本格化 2022年01月12日
もはやコロナ禍ではない? 9月の4連休は観光地などで混み合い、高速道路は大渋滞 2020年09月25日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事