日本、オーストラリアに2-1で劇的勝利 サッカーW杯アジア最終予選

2021年10月13日 07:21

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 12日、サッカーW杯カタール大会のアジア最終予選第4戦となるオーストラリア戦が、埼玉スタジアムで行われ日本が2-1で勝利した。引き分け以下では予選突破が厳しくなる大事な試合で、終了間際の得点による貴重な勝ち点3を挙げた。勝ち点9でB組首位のオーストラリアを相手の勝利で、日本は勝ち点を6に伸ばした。

 日本はサウジアラビア戦から4-3-3のシステムに変更し、中盤のサイドに田中碧、守田英正を先発に起用する。試合は開始直後から日本がゴール前に攻め込む展開となる。すると前半8分、日本は南野拓実がPA左サイドから右サイドへのクロスを受けた田中が放ったシュートがゴール左隅に決まる。

 その後も日本は3人の中盤が機能して、攻守に安定した試合を見せる。前半41分、オーストラリアのムーイのシュートがポストに当たるピンチもあったが、無失点で前半を終える。

 後半20分、オーストラリアは右サイドをドリブルで切り崩しPA中央にマイナスに折り返す。ここに走り込んだフルスティッチを守田が足を掛けて倒すと、PKと判定されるもVARが入りFKに変更される。このFKをフルスティッチがクロスバーに当てながらゴールインさせ同点に追い付く。

 後半41分、日本は後半33分に投入された浅野拓磨が自陣からのロングボールに反応してDFの裏で受け、PA内に進入しシュートを放つ。これはGKにセーブされポストに当たって跳ね返されるもDFに当たってゴールインし、2点目となる。このまま残り時間を無失点で終えた。

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