勝みなみが優勝 日本女子オープンゴルフ

2021年10月4日 17:26

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 栃木県・烏山城CCで行われていた日本女子オープンゴルフ選手権は4日、最終日を迎えた。9アンダーの首位でスタートした勝みなみが、6バーディ、1ボギーでフィニッシュ、トータル14アンダーで優勝、国内4大大会を初制覇した。

 優勝は西郷真央、西村優菜との3人による僅差の争いが予想されたが、勝が13番で2位に6打差を付けるとそのまま逃げ切った。勝は3番5番7番と序盤からバーディを奪うと、10番13番14番でもバーディを続ける安定したゴルフで、2位以下を寄せ付けなかった。

 首位と1打差の2位でスタートした西郷は、3番5番とバーディを奪い、勝と競り合いを見せる。だが12番13番と連続ボギーとし、14番をバーディで奪い返すも17番をボギーとし、3バーディ、3ボギーでフィニッシュ、トータル8アンダーで2位タイとなった。

 上田桃子は16番でホールインワンを逃すなど惜しいショットが入りきれず、4バーディ、1ボギーでフィニッシュ。2位タイに入った。

 首位と2打差の3位でスタートした西村は、1番をボギーとするとスコアを崩し後半持ち直すも、3ボギー、1ダブルボギー、1バーディでフィニッシュ。トータル3アンダーの4位に終わった。2日目までは好調であったが、3日目の17番18番を連続ボギーとした流れを、この日も止められなかった。

 3日目を5アンダーで追い上げ首位と5打差の6位でスタートした渋野日名子は、6番では長いパーパットを決めるなど粘りを見せる。だがスコアは伸ばせず、3ボギー、1アンダーでフィニッシュ、5位タイに終わった。

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