ロコ・ソラーレ、北海道銀行に2連敗から3連勝 カーリング女子日本代表に

2021年9月13日 06:58

印刷

 12日、北海道・稚内市みどりSPで開催されていた女子カーリング日本代表決定戦の最終戦が行われ、ロコ・ソラーレが北海道銀行に8-6で勝利した。

 10日から行われていた決定戦では、先に3勝した方が世界選手権の日本代表となる。北海道銀行が2勝の後、ロコ・ソラーレが1勝。この日の午前中に行われた第4戦でロコ・ソラーレが8-6で勝って追い付いた後の、優勝決定戦であった。

 連勝で追い付いていたロコ・ソラーレは、前半を5-2で折り返し、後半に北海道銀行が粘りを見せるも振り切った。ロコ・ソラーレは12月にオランダで行われる世界選手権で9チーム中3位以内に入れば、半年後の北京五輪の出場権が得られる。

 第1エンド、後攻のロコ・ソラーレが2点を先制する。第2エンドもロコ・ソラーレが優位に進めるも北海道銀行は難しいラストショットを決め1点を奪う。第3エンドでも後攻のロコ・ソラーレが2点を追加。第4エンド、第5エンドは両チームとも後攻で1点ずつ追加し、前半はロコ・ソラーレが5-2のリードで終える。

 第6エンドで北海道銀行は2点を奪い、1点差に縮める。第7エンド、ロコ・ソラーレはラストショットが際どく決まりすぐに2点を奪い返し再び3点差に広げる。第8エンド、北海道銀行も2点を奪い返す熱戦のまま終盤を迎える。

 第9エンド、ロコ・ソラーレは第10エンドを有利な後攻で迎えるため、ラストショットをスルーして0-0とする。第10エンド、スチールするしかない北海道銀行はラストショットで逆転勝ちの可能性を残すも、ロコ・ソラーレのラストショットが上回り8-6で勝利した。

関連キーワード

関連記事