エルサルバドル、世界で初めてビットコインを法定通貨とする法案提出へ

2021年6月8日 08:28

印刷

記事提供元:スラド

中米にあるエルサルバドル共和国のナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が、米国で開催されていたビットコインカンファレンス「Bitcoin 2021」で、ビットコイン(Bitcoin)を「法定通貨」として採用することを検討しているという(ナジブ・ブケレ大統領ツイート読売新聞COINPOSTコインテレグラフ ジャパン)。

同大統領は来週にも国会に法案を提出する考えだとしている。現時点では議会や金融当局の承認が得られるかについては不明だが、可決・施行されることがあれば世界初の事例となる。同大統領は先月、5人の裁判官と司法長官を解雇するなどの強権的な制限運営をしているものの、国内での支持率は高いとしているので、実現する可能性は十分にある模様。

ブケレ大統領は、この新たな法案は銀行口座を持っていない70%以上のエルサルバドル人にとってて重要なものになると話しているという。 

スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | 暗号 | お金

 関連ストーリー:
イーロン・マスクに振り回される暗号資産にウォール街が疑問を持ち始める 2021年05月19日
ビットコインの取引単位を「サトシ」に変更しようという提案が出る 2021年05月14日
暗号資産「Chia」のマイニング需要増加で、今度はHDDやSSDが品薄になる可能性 2021年04月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事