男子はコンサドーレ、女子は北海道銀行が優勝 カーリング日本選手権

2021年2月15日 08:00

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 14日、カーリングの日本選手権男女決勝が北海道・稚内市で行われた。男子はコンサドーレが常呂ジュニアに9-7で勝利、女子は北海道銀行がロコ・ソラーレに7-6で勝利した。

 コンサドーレは大会3連覇を果たし、4月の世界選手権(カナダ)で6位内に入れば、北京五輪出場が決まる。

 試合は第1エンドで、いきなり常呂ジュニアが1点をスチールする。コンサドーレは第2エンドで2点を取り返すと、第3エンドは常呂ジュニアが1点と拮抗した展開となる。第6エンドでコンサドーレに大量得点のチャンスがありながら1点に留まると、第7エンドで常呂ジュニアが3点を奪い7-5とする。

 第8エンドではコンサドーレが、トリプルテイクアウトを成功させるなどして3点奪い返し、8-7と逆転する。第9エンドでもコンサドーレは1点をスチールし、9-7とすると、第10エンドで常呂ジュニアがギブアップした。

 北海道銀行は6年ぶり2回目の優勝を果たし、この結果、女子の五輪代表決定戦は改めて行われることになった。

 試合は1-1で迎えた第3エンド、北海道銀行が2点のスチールに成功する。第4エンドの北海道銀行のラストショットはハウス中央にピタリと止まるショットかと思われたが、ブラシがストーンに接触し無効となる。ここでロコ・ソラーレのラストショットは成功し2点を奪い3-3の同点に追い付く。

 このまま一進一退の攻防が続くが、最終エンドでロコ・ソラーレのラストショットがミスとなり、北海道銀行が2点を奪い逆転勝利した。

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