副業は、自分のスキルに自信をつけるチャンス!

2020年5月15日 07:48

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 「よりたくさんの収入を得るために副業を始めた」「自分のやりたいことにチャレンジしたくて副業を始めた」など、様々な理由で副業に取り組む人が増えてきている。どんなきっかけであれ副業を始めた人は、「自分は何ができて、どんなことが得意なのかより分かった」という感想を持つ人が多い。副業は、自分のスキルや得意分野を見つめなおし、自信をつけるための絶好の機会になるようだ。

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■本業とは違う環境で、自分をイチから見つめなおす

 本業では、会社の名前・肩書などをもとに活動をしているが、副業、特にフリーランスや個人事業で行う場合は、自分自身の名前で仕事を進める必要も出てくる。

 また自分の頑張り次第で収入を増やすことができる。自らの創意工夫ですべてを切り拓いていく必要があるのだ。そうなると、自分自身のことを十分に見つめなおし、自然と自分のことを理解していくこともできる。

■自分の名前で仕事をする際に、自分の価値を決めなければならない

 自分の名前で仕事をするとなると、提供するモノやサービスに対して自分で値付けを行わなくてはならない。副業を始めた当初であれば、実績などがないため比較的低い値段で仕事を請け負うことにもなるだろう。

 そして、徐々に自らの市場価値がどのあたりにあるかを自分で判断して値段を変更していく。このように、適宜自分の価値を自分で決めていく必要がある。

 経験や信頼をもとに値段が上がる際、自分のスキルが上がっていることを明確に「値段」という形で理解できるのだ。スキルアップの様子が顧客を通して明確に分かるため、自信ややりがいに繋がっていくだろう。

 このように、自分に自信をつけるため、副業に積極的に取り組む人も増えてきている。収入や名誉のみならず、自分の自己肯定感を高めるための方法にもなるようだ。ぜひ、将来のキャリアなどを踏まえながらも、自分が楽しいと思えるような副業ライフを過ごしていただきたい。(記事:後藤遼太・記事一覧を見る

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