映画『At Eternity’s Gate』主演ウィレム・デフォー、“孤高の画家”ゴッホの生涯描く

2018年9月25日 17:16

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『At Eternity’s Gate(原題)』が、2019年公開予定。

 『At Eternity’s Gate』は、精神に病を抱え、近しい芸術家たちとも真っ当な人間関係を築けず、常に孤独の中に生きたフィンセント・ファン・ゴッホを描いた作品。唯一才能を認め合い、心の内をさらけ出すことのできたゴーギャンとの出会いから、いまだ多くの謎が残る死まで。不器用にも芸術と向き合い、生きているうちにはほぼその絵が売れたことのなかった孤高の画家が、自らの人生を通して何を見つめていたのかを描きだす。

■ウィレム・デフォーがゴッホを演じる

 監督を務めるのは、『潜水服は蝶の夢を見る』で話題を呼んだ鬼才監督ジュリアン・シュナーベル。そして主演は、ウィレム・デフォーだ。シュナーベルに「この役は、彼しか考えられなかった」と言わしめるほどの演技は見ものだ。そのほか、オスカー・アイザック、ルパート・フレンド、マッツ・ミケルセン、マチュー・アマルリックら錚々たるキャスト陣が揃う。

■「第75回ヴェネチア国際映画祭」最優秀男優賞受賞

 ウィレム・デフォーが、「第75回ヴェネチア国際映画祭」で最優秀男優賞を受賞した。なお、彼はこれまでにも、ラース・フォン・トリアー、ウェス・アンダーソンなど作家性の高い監督作品から、ハリウッド大作まで幅広いジャンルで活躍し、近年ではショーン・ベイカー監督『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞他多くの助演男優賞にノミネートされ、全米批評家協会賞、NY批評家協会賞などで同賞を受賞している。

■ストーリー

 幼いころから精神に病を抱え、まともな人間関係が築けず、常に孤独だったフィンセント・ファン・ゴッホ。才能を認め合ったゴーギャンとの共同生活も、ゴッホの衝撃的な事件で幕を閉じることに。あまりに偉大な名画を残した天才は、その人生に何をみていたのか――。

■作品情報

 映画『At Eternity’s Gate(原題)』公開時期:2019年監督:ジュリアン・シュナーベル 『潜水服は蝶の夢を見る』  出演:ウィレム・デフォー、オスカー・アイザック、マッツ・ミケルセン、マチュー・アマルリック配給:ギャガ、松竹© Walk Home Productions LLC 2018

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