米国で話題の自撮りアプリに裏で端末内情報を収集している疑惑

2017年1月25日 11:45

印刷

記事提供元:スラド

 最近米国内で流行っている自撮り補正アプリ「Meitu(美图)」は、単に撮影した写真を加工するだけのアプリにもかかわらず、多くの端末内情報へのアクセス許可を求めるそうだ。そのため、このアプリが個人情報の収集を行っているのではないかとの指摘が出ている(TechCrunch)。

 Android版のこのアプリが求めるアクセス許可は「ユーザーが他に利用しているアプリ、電話機の正確な位置、デバイス識別番号(IMSI)、電話番号、キャリア、そしてWi-Fi接続に関する情報」だそうだ。また、iOS版も「携帯キャリアとiPhoneが脱獄済みかどうかの情報を収集している」という。

 昨今ではこのような個人情報収集機能を持つ無償アプリは少なくないそうで、ユーザーは「セキュリティには少しばかり目を瞑る」などとも指摘されている。

 スラドのコメントを読む | YROセクション | 携帯電話 | プライバシ

 関連ストーリー:
Webブラウザアドオン「Styish」、ユーザーデータの収集を始めて騒動に 2017年01月19日
中国企業が開発・提供しているスマホ向けファームウェアにバックドア、多くの端末に影響か 2016年11月16日
アドウェアベンダー、広告を仕込むためにChrome拡張を買い取る 2014年01月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事