国会、自・維・生・社民・こころ5党の姿勢

2016年9月25日 20:52

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記事提供元:エコノミックニュース

 衆参で圧倒的多数の与党体制。26日召集の国会では与党ペースで国会審議はどんどん進めていけるのではないか、との見方がある中で、自民党の二階俊博幹事長は25日のNHK番組で「数のうえではそうだろうが、数で押しまくればいいというものではない」ときっぱり。

 二階幹事長は「我々は、懐深く、各党のお話を伺う。各党のご意見と言っても『国民のみなさんの声』だから。真摯に受け止め、きちっとした対応をしていかなければいけない」と真摯に対応すると強調した。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「参院選挙の際、何とか法案を提出できる議席を頂きたいとお願いし、その議席を頂いた。法案を提出していくので、民進党の皆さんにも、是非、協力を頂きたい」と民進党にも協力を求めた。

 生活の党の玉城デニー幹事長は「国民の生活が第一との視点から、安倍政権を厳しくチェックしていきたい」と語った。玉城幹事長は「安保法制の問題、また(沖縄県での米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡る)安倍政権の強行姿勢など、国会の中でしっかり論戦し、正していかなければならない」とした。

 社会民主党の又市征治幹事長は「二階幹事長から各党の意見をきき、十分な審議をと発言があった。是非、その点はリーダーシップを発揮いただきたい」と期待した。そのうえで「課題が山積している」とし「格差拡大のアベノミクスの転換、TPP、消費増税延期に伴っての社会保障への影響、労働基準法の改悪問題、南スーダンPKOでの駆けつけ警護問題、福島第一原発事故の処理やもんじゅの問題など、政府の姿勢をしっかり質したい」とした。

 日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は「私たちは安倍政権に対しては是々非々の姿勢で対応する。今、デフレ脱却が至上命題なので、補正予算、そして安全保障政策など賛同しているので、その姿勢で臨む」と語った。(編集担当:森高龍二)

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