スズキ、静岡県牧之原市の太陽光発電所が7月末に完成へ―79億円投資

2016年4月15日 18:25

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スズキが静岡県牧之原市の中里工業団地に建設を進めている太陽光発電施設「スズキ牧之原太陽光発電所」(同社発表資料より)

スズキが静岡県牧之原市の中里工業団地に建設を進めている太陽光発電施設「スズキ牧之原太陽光発電所」(同社発表資料より)[写真拡大]

 スズキは15日、静岡県牧之原市の中里工業団地に建設を進めている太陽光発電施設「スズキ牧之原太陽光発電所」が2016年7月末に完成予定だと発表した。総投資額は約79億円で、発電した電力は全量を中部電力に売電する。

 同社によると、同発電所は、46万m2の敷地に、約11万枚のソーラーパネルを設置する。年間発電電力量は、一般家庭8,900世帯分に相当する約3万2,200MWh(メガワットアワー)となる予定。

 昨年10月に最大能力20MW(メガワット)の発電所として試験運転を開始し、現在は発電量を増加させるための増設工事を行なっている。

 同社は太陽光発電事業として、昨年6月に浜松市北区都田町の浜松工場屋上に設置した0.9MWの発電所が稼働しており、10月には浜松市西区舞阪町の遊休地に4MWの発電所が稼働を開始している。今回の「スズキ牧之原太陽光発電所」が稼働すれば、スズキグループの太陽光発電所の総設備容量は約25MWとなる。

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