京セラなど3社、合弁で25MWのメガソーラー建設へ

2015年6月1日 15:31

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東京センチュリーリース、洸陽電機、京セラの合弁会社「KCT洸陽」の概要を示す図(東京センチュリーリースの発表資料より)

東京センチュリーリース、洸陽電機、京セラの合弁会社「KCT洸陽」の概要を示す図(東京センチュリーリースの発表資料より)[写真拡大]

 東京センチュリーリース(TC-Lease)と洸陽電機、京セラは1日、3 社の共同出資による「KCT 洸陽合同会社」で、太陽光発電による売電事業を実施することに合意したと発表した。

 洸陽電機は事業用地の選定と発電所の設計・建設を行ない、京セラソーラーコーポレーションとともに保守・維持管理を担当する。京セラは太陽電池パネルの製造と供給と発電事業に関する技術提供を担当し、TC-Lease は発電設備に対するリース・ファイナンスを行う。また、洸陽電機では新電力事業を展開しており、電力の調達と販売、需給管理を行っている。

 新会社で発電した電力については、洸陽電機の調達電源に組み込み、再生可能エネルギー比率の高い電力を供給していく予定。なお、今後3年間にわたる事業計画として、合計25MW以上の発電所建設を計画している。年間発電量は約2万6,300MWhとなる見込みで、これは一般家庭約8,100世帯分の年間電力消費量に相当するという。

 KCT洸陽合同会社は、出資金は1億円で、創立日は2015年6月1日、出資比率は、東京センチュリーリース62%、京セラ19%、洸陽電機19%である。

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