ソーラーフロンティア、米国で280MW規模のメガソーラー建設を開始

2015年4月28日 14:21

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 ソーラーフロンティアは28日、米国のGestamp North Americaが保有する合計280MW規模の太陽光発電所開発案件の取得を完了したと発表した。

 今回取得したのは、主に米国カリフォルニア州に所在する開発段階の10案件で、完成時の設備能力が合計で280MW規模に達する。最初の案件は、カリフォルニア州カーン郡の15MWの発電所で、間もなく着工する。その後、20MWの発電所が第2四半期中に着工となる見込み。また、これらの開発案件の売却先となる長期の投資家との協議についても平行して進めている。

 この案件によりGestamp Solarの経験豊富な開発チームがソーラーフロンティア・アメリカズ・ディベロップメントに加入する。この組織拡大は、米国市場での事業拡大の足掛かりとなると同時に、同市場に根付いて事業展開していくことを意味するものだという。ソーラーフロンティアは本案件を通じて、海外市場において包括的な太陽光発電ソリューションプロバイダーとして地位確立を目指すとしている。

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