シャープ、アプリなしで電子書籍が閲覧できる「ブラウザビューア」を開発

　シャープは1月31日、専用のアプリを使用せずに電子書籍の閲覧ができる「ブラウザビューア」を開発したと発表した。電子書店の運営事業者向けに3月から提供する予定。

　同社が開発した「ブラウザビューア」は、HTML5に対応することで、Web上での電子書籍の検索、購入、閲覧が可能。専用のアプリが不要なので、機種やOSに関係なく利用することができる。

　また、独自の日本語レイアウト処理技術により、アプリと同じような見やすい表示や、コンテンツデータの先読み処理などによる高速動作を実現しているという。

　対応するブラウザは、Internet Explorer、Firefox、Safari、Google ChromeなどのHTML5対応のソフト。対応する電子書籍のフォーマットは、XMDF、EPUB3、OMF、PDF、JPGの5種類となっている。（記事：松本 茂樹・記事一覧を見る）