春に花は咲き競うが真冬真夏に咲く花もある、株もまた同じ=犬丸正寛の相場格言

2013年12月27日 13:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

春は一斉に花が咲き競う。しかし、真冬のツバキ、真夏のヒマワリのように春に背いて咲く花もある。株にとっての春とは景気のよい時であり、多くの場合、ほとんどの銘柄が値上りする。

春は一斉に花が咲き競う。しかし、真冬のツバキ、真夏のヒマワリのように春に背いて咲く花もある。株にとっての春とは景気のよい時であり、多くの場合、ほとんどの銘柄が値上りする。[写真拡大]

  春は一斉に花が咲き競う。しかし、真冬のツバキ、真夏のヒマワリのように春に背いて咲く花もある。株にとっての春とは景気のよい時であり、多くの場合、ほとんどの銘柄が値上りする。このため、景気に照準を合わせ冬の不景気の時にたんまり仕込んで好景気で売るという投資法もある。

  さらに、腕に自信のある人なら真冬、真夏に咲く花のような銘柄を狙う手もある。咲く花が少ないのと同じように注目されるため意外な値上りとなる可能性もある。

  今は長いデフレの冬を終えて、まもなく本格的な春を迎えようとしている。1%にも満たない預金利息にお金を寝かせていてはもったいない。物価上昇率もまもなく2%となり現預金だけでは目減りすることにもなる。株にとって本格的な春の到来といえるだろう。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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