パナソニック、車載充電システムを新開発 日産のEV「リーフ」に納入

2012年12月26日 13:31

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 パナソニックは25日、日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」(今年11月にマイナーチェンジ)向けに車載充電システムの納入を開始したと発表した。

 パナソニックは、これまでカーマルチメディアや電装システムの開発で培ってきた車載特有の技術・ノウハウに加え、パナソニックグループが生活家電で培った「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」を実現する環境技術とデバイスを車載分野にも応用することで、ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・電気自動車などの環境対応車向け商品開発にも積極的に取組んでいる。

 今回、日産自動車と共同で開発したパナソニック初の電気自動車向け車載充電システムは、生活家電の高効率な電力変換技術、漏電検出技術などを応用し、家庭用電源からの充電機能(AC100~240V、充電能力3.6kW)、急速充電機能(CHAdeMO/チャデモ対応)、DC/DCコンバータ(1.8kW)機能を内蔵している。

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