出光興産など石油元売4社、10月よりEV向け充電ネットワークを拡大

2012年9月4日 21:02

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 出光興産、コスモ石油、JX日鉱日石エネルギー、昭和シェル石油の石油元売4社は4日、4社が共同で展開しているサービスステーション(SS)における電気自動車(EV)向け充電サービス「EVサービスステーションネットワーク(EVSSネットワーク)」において、2012年10月よりジャパンチャージネットワーク社とEV充電会員の相互乗り入れを開始すると発表した。

 2012年1月にEV充電会員の相互乗り入れサービスを開始したEVSSネットワークは、首都圏を中心とした28ヶ所(2012年8月末時点)のSSで共通のロゴマークを掲示し、会員制(有償)の急速充電を含むEV向けサービス事業を行っている。

 今回のジャパンチャージネットワーク社との相互乗り入れにより、各社の会員はSSだけでなく、カーディーラー、高速道路、空港、コンビニエンスストア、ファミリーレストランなどでの急速充電が可能となる。充電ネットワークは2013年3月末までに国内最大規模となる50ヶ所(EVSSネットワーク28ヶ所、ジャパンチャージネットワーク22ヶ所)へ順次拡大していく予定。また、共通ウェブサイトで充電器の位置・満空情報を提供するほか、メールで充電完了を通知するなど、各種サービスも提供していく。

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