ドコモ、クラウドサービスを「ドコモクラウド」として本格展開

2012年5月16日 12:31

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「ドコモクラウド」ロゴ(画像:NTTドコモ)

「ドコモクラウド」ロゴ(画像:NTTドコモ)[写真拡大]

 NTTドコモは16日、クラウドサービスのさらなる充実に向けて、ドコモならではの様々なクラウドサービスを総称し、今後「ドコモクラウド」のブランド名で展開すると発表した。あわせて、「しゃべってコンシェル」、「dマーケット」の機能拡充、および新サービス「メール翻訳コンシェル」、「フォトコレクション」の提供を2012年6月より順次行い、スマートフォン・タブレットを便利に楽しく使用できる環境を整えていく。

 「しゃべってコンシェル」は、提供開始から約2か月半で累計200万ダウンロードと大変好評を得ているが、今回、質問に対してインターネットの情報を基にクラウド上で推定した回答を表示するよう機能を拡充する。また、通訳電話の技術を活用し、メールやSNSなど文字のコミュニケーションにおいて、メッセージをクラウド上で自動翻訳して相手に送信できるサービス「メール翻訳コンシェル」を新たに提供する。

 「フォトコレクション」は写真・動画のストレージサービスで、様々なデバイスから閲覧できるほか、クラウド上で顔やシーンを識別して自動でグループ分けするなどの整理機能も充実している。さらに、外部サービス「Evernote」、「Eye-Fi」、「ハイカム」と連携し、各サービスで保存された写真・動画も一括で閲覧、整理できる。

 さらに、コンテンツマーケット「dマーケット」がマルチデバイスに対応し、コンテンツの購入や利用を複数のスマートフォン・タブレット間で共有できるようになる。

 なお、各サービスの提供開始時期は、「しゃべってコンシェル」の機能拡充 が2012年6月(予定)、「メール翻訳コンシェル」の提供が2012年6月1日、「フォトコレクション」の提供が2012年8月(予定)、「dマーケット」のマルチデバイス対応が2012年8月(予定)となっている。

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